EDUCATION

教育は人によって意味が違う。

001

「裸足感覚ウォーキングをマスターするため簡単な10ステップ」と題して執筆し、そのテーマでイベントを開催するのは簡単だ。靴はもっと売れるし、今よりさらに儲かるかもしれない。

最初に断っておこう。もしあなたがそう考えているなら、ここで私が書くことはがっかりする内容かもしれない。外見がいくら魅力的になっても、中身が伴わないなら本末転倒だ。自分の力で一歩前に出るために、まずは体験してみる。それが、この「教育」のセクションの狙いだ。

002

人間は動物、英語では「アニマル」になる。語源は「動く」という意味だ。しかし現代社会にいて、頭脳が肉体より重要視されすぎてるがゆえに、種として急速に退化しているのではないかと思う。私たちは、圧倒的な速さで知性の一部を進化させたと思いがちだが、人類は元来、それぞれ異なったパーツが複雑に相互作用することで機能する集合体であるはずだ。

人間が失いつつある機能。ファイブフィンガーズはそれを回復させるための道具だと、私は常に考えている。あなたの先祖は、全ての能力を総動員してその時代を生き残ってきた人たちだ。そして、あなたはその先祖の代表でもある。

例えば、狩りをしながら旧石器時代を生きた先祖に、あるいは古代ローマでコロシアムを創った先祖に、「なぜ、あなたはそんなに足や身体を動かさないのですか?」ときかれたら、なんと答えたらいいだろうか。

02

身体を動かすと、疲れるのは当然だ。しかし、同時に活気も与えてくれる。脳は身体が何をするかを勝手に決めてしまうことがよくある。そう決めたら、脳は鞭を持って身体に命令を出す。この場合、脳と身体は反発しあってる状態だ。脳は賢く、新しいアイディアを習得することも早い。しかし、身体は違う。身体の癖は思った以上に根強く刷り込まれている。新しく始めてみたことも、身体に馴染まずに三日坊主になってしまった経験は、誰しもあるだろう。

では、どうするか。まずはトレーニングに対する考え方、その方法を見なおしてみよう。何万年もかけて創造されたあなたの身体を信じて、まずは感じるところからはじめよう。脳は運転席ではなく助手席に座らせよう。運転席には、あなたの身体を座らせるといいだろう。脳の出番は、「体験」の後だ。

インターネット、テレビ、映画。あなたの周りには、脳が運転席に座ってしまう体験があまりにも多い。知識だけが先行して、何かを知った気になるのはやめよう。まずは、脳を休ませてみてどうなるか見てみみよう。きっと、幸せなサプライズが待っているはずだ。

How to / Interview